楽器・備品

おすすめバイオリン弦を口コミレビュー【プロが選ぶ!厳選6選】

この記事はバイオリンを演奏して生計を立てているとあるバイオリニスト(@violin18media)が実際に使ってみた弦に関する口コミをレビューします。

弦はいろんな種類が売っていてどれを買えばいいかわからない!そもそも弦で音は変わるの?替え時はいつ?

という方の疑問にお答えします。ランキング形式でご覧になりたい方はこちらの記事を参考にしてください↓

バイオリンの弦のおすすめランキング発表|プロバイオリニストが厳選おすすめのバイオリン弦を知りたいですか?このページではプロのバイオリニストが実際に使ってみた経験談を載せました。これを見るとあなたにぴったりの弦が見つかります。...

おすすめバイオリン弦のチャート表で種類解説

おすすめバイオリン弦をチャート表にしてまとめてみました。

いいからとっとと教えてくれ!

というかたは下の表をご覧ください。

気になる弦だけ詳しく知りたい!というかたは目次を参考にしてください。

ちなみに、随時弦の購入サイトのリンクを貼っておりますが、お店で買うよりもかなり割引率がよくてお得に買えるのでオススメです。物自体はお店で売っているものとインターネットで売っているもの全く変わらないので、私はいつもインターネットで買っています。(弦は薄いので送料も安い!)

 

【初心者にも◎】ゴールドブロカット+ドミナント

まずどんな弦を張るかによって、音はとても変わります。

初心者で何もわからない!

という方にはEゴールドブロカット、ADGドミナントがおすすめ。
「Eってなに?ドミナントってなに?」と突然の専門用語に戸惑った方も、とりあえずこれを買っとけばOK!という弦です。


一番右のE線にゴールドブロカットという弦、他の三つの弦にドミナントを張りましょう!

ゴールドブロカット+ドミナントは一番オーソドックスな組み合わせです。全部ドミナントでもいいのですが、ゴールドブロカットは華やかな音色でE線に合い、そしてなによりお値段が安い!()

安定した響で、余計な響きもなく、1番楽器本来の力がわかりやすい弦とも言えます。
お値段も1番お安いので初心者にも大変おすすめです。プロでもこの組み合わせを使っている人は多いです。

この弦の交換の目安は?

プロは演奏頻度が高い上にこの弦は消耗が早いため、早い人で2週間に1張り替えています。アマチュアの人の張り替えは弾く頻度にもよりますが、半年〜1年に1で良いでしょう。

 

【重厚に】インフェルド赤

ドミナントいいんだけどもうちょっと重厚な感じにしたいなぁーというかたは、ドミナントの安定したよいところをそのままに、少しずっしりした弦のインフェルド赤もおすすめです↓

【まろやかな音色】オブリガート

いままでドミナントを張ってたけど音が変わるなら他のも挑戦したいなぁ〜

という中・上級者の方には、オブリガートはいかがでしょうか↓

こちらも愛用のプロの方多数、まろやかな音色でありつつガット弦のいいところだけもらったような弦です。鳴りやすい楽器をお持ちの方など、特におすすめです。

【力強い音に】エヴァピラッツィ

オブリガートよりもっとガッツリパリッとした派手な音を出したい!という方にはエヴァピラッツィがオススメ!

反応の良さはピカイチで、煌びやかで芯のある音が出せます。変えたばっかりの時は驚くほどの爆音がでますが、3日ほど弾くと丁度良くなりオススメです。

【エヴァが強すぎた方に】エヴァピラッツィゴールド

エヴァピラッツィが強すぎるけど、オブリガートだと弱いなぁ

という方にはエヴァピラッツィゴールドがおすすめ!オブリガートとエヴァピラッツィのいいところどりのような弦で合う楽器にはとてもいいのですが、お値段がエヴァピラッツィよりも高く、G線に至っては倍ぐらいします

【ヴァイオリン本来の音に】オリーブ(上級者向け)

オブリガートよりさらにまろやかでバイオリン本来の音を楽しみたいなぁというかたにはオリーブがおすすめ!


今回紹介する唯一のガット弦です。ガット弦は調弦が狂いやすいので、オーケストラなどにはあまり向きませんが、芯はありつつ上品な柔らかい音色が出ます。室内楽を楽しむ上級者に特におすすめ!

弦に関するよくある質問

弦の寿命は?交換の目安を教えて!

ドミナントやゴールドブロカット、オリーブの場合は半年ほどで交換した方が良いですが、他の紹介した弦は1年ほどは変えなくても大丈夫です!

汗っかきの人は弦が痛みやすいので、「調弦が最近ハマらないなぁ」「音がいままでより鳴らなくなったなぁ」と思ったら替え時の合図ですので交換してみてください。

0.26、0.27とは?

E線を買う際に0.26や0.27か選択肢を選ばなければならない場合があります。基本的に0.26でオッケーです!

具体的に

この数字は弦の太さを表しており、太さによって張力なども変わってきます。具体的には0.26が一般的によく使用されており、0.27の方が力強くなります。しかし私的には0.27だとちょっと音が荒れるような感じがしたため、いつも0.26を購入しています。

ボール、ループとは?

ボールかループかというのは、弦の先端の部分が輪っかになっているか(ループ)ボールが付いているか(ボール)によって名前が決まっています。

↑左がループ、右がボール

ボールか、ループ何を買えばいいのかの疑問にはアジャスターの型によります

このタイプのアジャスター(調弦を簡単にするネジ)の方はループ、それ以外の方はボールを使用します。

ですが実際にはボールを購入しておけばいつでもボールを外してループにすることは誰でも可能ですので、当サイトではボールエンドのものをご紹介しております!

結論一番おすすめのバイオリン弦は?

結論一番おすすめのバイオリン弦は?と聞かれると私の一番好きな弦は独断と偏見だとオブリガートと答えます。しかし、楽器によって本当に相性は様々なので、色々な弦を買って試してみるのが1番いいと思います。
いろんな弦を試す時は最低でも1週間は張ったまま色々な場所で弾いてみることを、おすすめします。

いろいろ試して楽しんでみてくださいね!

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