この記事はバイオリンを演奏して生計を立てている、とあるバイオリニスト(@violin18media)が自身の経験談を元に作成したものです。
といった疑問にお答えいたします。
中古バイオリンを買う場所
中古で良い楽器に巡り合えるか否かは正直運もあります。すでに先生に習っている場合には、習っている先生に
と聴くのが一番安く、良い楽器が手に入ります。しかしこれは余程タイミングがよくないと手に入れることはできません。
もし先生にまだ習っていなかったり、聞いたけど手に入らなかった方は
- メルカリ
- ジモティー
- ラクマ
- ヤフオク!
- PayPayフリマ
などで探すことをおすすめします。
中古のバイオリンで選ぶべきブランド
中国製の工場生産のものなどはパーツがボンドでくっついていたり、楽器として機能しない物もありますので、できれば以下のブランドの物から中古全セットで30,000〜40,000円以下の物を探すと良いです。
Grazioso 「GV-1H」
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ニコロサンティ「NSN60S」(品薄の為出品される確率は低い)
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YAMAHA Braviol「V7SG」
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イーストマンEASTMAN「SVL80」
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鈴木バイオリン
GraziosoのGV-0も大変おすすめですが、こちらの場合は元値が36,000円ですので、この場合は20,000円以下で状態が良いならご購入をおすすめします。
一番上にあるのが私がもっともおすすめするブランドで、下にいくほどおすすめ度は下がりますが、この枠の中なら購入を検討しても良いラインだと思います。
一番上のGrazioso 「GV-1H」の場合、57,852円(Amazonの場合)で小物もついて新品で購入が可能ですので、45,000円ぐらいでフリマサイトで見つけた場合は新品を買った方が良いかなと私は思います↓
ノーブランドや、どこで買ったかわからないような物は正直どんな音がするのか、そもそも音が鳴るのかも想像もできませんので、いくら写真で状態が良いように見えても、あまりおすすめはいたしません。
中古バイオリンを購入時に必ず確認すべきポイント8つ
フリマサイトなどで悪質な楽器をつかまされるケースが増えています。購入する際は必ず以下を確認してください!
- サイズが正しいか(おとなの場合は4/4を選んでください)
- 松脂はついているか
- ケースはついているか
- 弓はついているか
- 肩当てはついているか
- 割れなどがないか
- 弦は張ってあるか
- 駒は装着されているか
もし、「駒ってなんだろう?」「肩当てってなんだろう?」となった場合でも、特に記載がない場合は上記のポイントをそのまま聞いてしまって大丈夫です。
いざ注文して届いてみて
などということが起きないように、しっかりと確認しておきましょう。
中古のバイオリンの選び方まとめ
いざバイオリンを初めてみようと思っても、バイオリンって高いですから中古で良い楽器が手に入ると良いですよね。最近はレベルが高いのに安くて新品の物もありますので、もし中古で良い物に出会えなかった時には新品も検討すると良いかもしれません。